【日本株】MLCC関連銘柄の上昇率と、最新の需給状況・見通しアップデート
まさに今週、相場の華となったMLCC関連株。最新情報とピックアップした銘柄の上昇・チャートをチェックしよう
先週、週末の話題はMLCCだったとということで、出した下記の記事。
そして、以下の記事
今週末もMLCCの話題が多く、海外個人投資家の注目も日増しに高まっている。
今回は、MLCCの最新の需給動向と見通し、そして、ピックアップした株価についてみていこう。
MLCC需給・見通し 最新情報まとめ
需給状況
ハイエンド逼迫が継続・明確化している
ハイエンドMLCC(AIサーバー向け高容量・高耐圧品など)がさらに逼迫。AIデータセンター需要が強く、日本・韓国主要メーカー(村田製作所、太陽誘電、サムスン電機)の受注が堅調。
高付加価値品の需給がタイトで、消費者向け品の供給柔軟性も低下。代理店による予防的在庫積み増しが見られる(5月18日のTrendForceより)。
リードタイム:ハイエンド品で20〜24週程度と長期化。一部希少スペックで供給不足が5〜10倍に達するケースも。
輸出統計(4月分、最近確認):MLCC関連輸出額が過去最高で前年比+28%。単価上昇+数量増+為替メリットが寄与。
価格動向
反転の兆しが鮮明
4月の価格改定効果が顕在化:
太陽誘電:車載・民生向け低〜中容量品で6〜13%値上げ(4月実施)。
村田製作所:AIサーバー向け高容量品などで大幅値上げ(15〜35%規模の動きも)。
Yageo(台湾)も追随で値上げを示唆。
Goldman Sachs:2026年MLCC価格予想を上方修正(従来フラット → +0〜5%)。
TrendForce最新レポート動向
MLCC Market Outlook 1Q26〜2Q26(5月25日頃更新):AIインフラ需要が消費者向け弱さを相殺し、日本・韓国メーカーの売上・利益を押し上げ。
MLCC Market Bulletin(5月21日):高付加価値MLCC需要の上昇が価格上昇を示唆。サプライチェーンが資源競争局面に入り、技術力のある企業が有利。
企業・市場の反応
村田製作所:AIサーバー向け先端MLCCの需要で強気見通し。社長コメントとして「引き合いは供給能力の2倍、需給逼迫は1〜2年続く」旨が再注目され、株価が大幅上昇(5月28〜29日頃に+12%超の日も、時価総額18兆円突破)。
太陽誘電:MLCC値上げ期待で株価が年初来3倍水準。5月下旬に6連騰・上場来高値更新(+13%超の日も)。
MLCC関連銘柄全体が活況(5月25〜30日)。素材メーカー(例: 堺化学工業)にも波及。
Holy Stone(台湾):AIパワー需要でグローバルMLCC逼迫が2027年まで深化すると指摘。
全体の見通し
ハイエンド中心に需給逼迫が構造化し、価格は底打ちから緩やか〜明確な上昇方向へシフトしつつある。
AIサーバー需要(データセンター電源安定化・ノイズ除去)が最大ドライバーで、日本企業(村田・太陽誘電)が特に恩恵を受けやすい。
消費者向けは依然として弱含みだが、チャネル在庫積みで一部底支え。
短期(2Q〜3Q):価格交渉の結果次第でさらに上昇圧力。長期(2027年頃まで):先端品の逼迫継続の見方が優勢。
ピックアップした株価の動向(無料・有料エリア両方)
2026年5月25日(月)~29日(金)※上昇率は25日始値から週内高値を記載
※MLCCでの役割や、チャート、時価総額、バリュエーション、信用倍率、売上高変化率、経常利益変化率、直近決算後の株価騰落率、他にどんなテーマ性を有しているなどの見やすい一覧表は、冒頭に記載したリンクよりご覧ください
村田製作所 (6981) Murata Manufacturing 37.7%
太陽誘電 (6976) Taiyo Yuden 53.3%
TDK (6762) TDK 34.1%
京セラ (6971) Kyocera 17.5%
MARUWA (5344) Maruwa 11.5%
日本化学工業 (4092) Nippon Chemical Industrial 22.1%
堺化学工業 (4078) Sakai Chemical Industry 36.3%
戸田工業 (4100) Toda Kogyo 45.9%
石原産業 (4028) Ishihara Sangyo Kaisha 27.6%
ノリタケカンパニーリミテド (5331) Noritake 14.2%
ニッカトー (5367) Nikkato 43%
マイポックス (5381) Mipox 13.5%
ハリマ化成 (4410) Harima Chemicals 10%
アテクト (4241) Atect 8.5%
どの銘柄が初動から強いのかをチェックしておくと、また次の波が来た時に乗りやすくなります。
⚠ディスクレーマー 本記事は投資勧誘や投資アドバイスを目的としたものではありません。記載されている情報は執筆時点のものであり、その正確性、完全性、または適時性を保証するものではありません。当記事に基づいて行われる判断や行動、またはそれにより生じる結果について、当方は一切の責任を負いません。投資判断はご自身の責任において行ってください。














